マルチ際の除草作業を軽減!/藁敷

 今日はマルチ際に防草効果を期待して、藁を敷き詰めてきました。

 私たちはできるだけ雑草を生やしたままにし、生物多様性を維持した栽培をしようと考えています。なので、畝間の雑草は、作物の背丈を超えない範囲で除草していくことにしています。

 しかし、マルチ際は手で除草するしかなく、万が一大きくしてしまったり、びっしりと草を生やしてしまうとマルチ回収が面倒になってしまいます。そこで有機物である藁をマルチ際に敷き詰めて、防草シートの代わりにしようと考えました。

 米を栽培している知り合いの方から、余っている藁束を大量にいただいてきました。これを、地面が見えないように均等に敷き詰めました。

 風は吹くと飛んでしまいそうだったので、ピンを差して、紐を通し固定しました。

 これで夏場の除草作業が多少は楽になるのではないかと思います。裸の地面が減るので、土がしまっていくのを防ぐことにもなります、さらに、秋の最後の最後まで敷いておくのである程度分解が進んだ状態で、土に鋤き込まれることになります。少しではありますが、有機物の投入になるかと思います。

 

 今後はアカザなどの背丈が高くなる雑草を早め早めに処理しつつ、地面を覆ってくれる雑草を大事に増やしていきたいと思います。