苗つくり開始/ミニトマト

 6月中旬の植え付けに合わせて、ミニトマトの育苗を始めました。先日の冷え込みをやり過ごし、しばらく気温が高くなるタイミングを見計らっていました。

 今回は種を発芽させて、そのまま畑に植えるつもりで育苗します。植え替えは手間なので、最初から9cmのポリポットに播きました。

 土を8割ほど入れて、床にとんとんして充填します。種を播く前に十分に水をやります。200512 ミニトマト種まき-1

 種を播く穴を割り箸で空けます。深さを一定にしたいので、割り箸には5mmのところに印をつけておきます。

 穴に1粒ずつ種を落としたら、指で穴の周りの土を被せて軽く押します。これは種に湿った土を密着させることで発芽に必要な水分を得やすくするためです。

 最後にもう一度水やりをして、種まき完了です。温度と水分さえきちんと管理できれば、5日ほどで発芽するはずです。ドキドキしながら発芽を待ちましょう!

200512 ミニトマト種まき-2

ミニトマトの鉢上げを行いました

 こんにちは。寒かったり、暖かかったり、気温差が激しいですね。体調を崩さないように注意しましょう。

 先日届いたミニトマトの苗を大きな鉢に植え替えました。本来であれば届いた時点で畑に植えつけられるほどの苗なのですが、今回はこれをもっと大きい状態で維持します。すると、どんどんわき芽がどんどん出てくるので、これを差し苗する予定です。→(結局これは挿し苗にするには数が足りなかったので自分で種から育苗しました。)

 届いた苗は2.5号ポットに入っているので、8号鉢に植え替えます。培養土を8割ほど、鉢に入れます。事前に苗に水をたっぷりあげてから、根を崩さないように植え替えます。上から土を密着させるイメージで鎮圧します。最後にそこから水が出てくるくらいまで水をやって終了。

 時間にして15分ほどのちょっとした作業でしたが、今後の苗つくりに欠かせません。数日は根っこがしっかりと張るまで、トマトの様子をしっかり観察したいと思います。

 

保温用トンネルをDIY/ミニトマト

 こんにちは。なかなか気温が上がらないですね。コロナ予防で家に引きこもる毎日を送る日々。来る農ライフを夢見て着々と準備を進めています。

 そんな中、今シーズンをともにするミニトマトの苗が届きました!

200419 苗到着

 右がシシリアンルージュ、左はタグがないですがロッソナポリタンとなっています。こちらはパイオニアエコサイエンス社から購入した苗になります。本葉が6,7枚目と発芽から50日ほど経過しているようです。

 同時にロッソナポリタンの種も購入しました。これから6月中旬の植え付けを目指して、苗を作り始めます。

 さて、本来暖かい気候を好むミニトマトですが、まだ最低気温、最高気温ともに一番好ましい気温には程遠いです。でも、苗は作り始めないと植え付けの時期を逃してしまう。

 そこで室内でも保温できるように簡易的な保温トンネルを作成しました。Youtubeでこちらの動画を参考にさせていただきました(URL: https://youtu.be/tgiMnG4_-Cs)。

 用意した材料は以下の通り。ホームセンター、100円ショップで揃えました。全部で1400円ほどでした。写真には映っていませんが、農業用ポリビニールも使用しました。

S__3514370

 何やかんや、失敗や試行錯誤を繰り返して2時間ほどで完成しました。

S__3514372

 なかなかいい出来栄えではないでしょうか。

 これから種まきまで10日ほどあります。温度の調節を研究して万全の準備をして育苗したいと思います!

今年の作付計画

 こんにちは。

 今回は今年の栽培作物や品種、規模についてです。

 今年は初めてということもあり、手が回らなくなることがないような小さい規模で始めることにしました。今年の作業の進み具合を見て、来年以降少しずつ大きくしていこうと思っています。

 畑の広さは20m×15m=3aほどです。ちょっと広めの家庭菜園レベルですね。栽培作物はイタリアンミニトマトとスナップエンドウです。現状この栽培計画ですが、もしかしたらもう一枚増えて、そこで大豆などの豆類も栽培することになるかもしれません。

 畝の長さは20m、ミニトマトが8本、スナップエンドウが4本となっています。

 イタリアンミニトマトはパイオニアエコサイエンス社のロッソナポリタン(RN)、シシリアンルージュ(SR)にしました。この2品種の割合は決めていませんが、おそらく半々になると思います。株間は90cmとし、かいた芽を差し苗として合計170株前後栽培します。

 スナップエンドウはサカタのタネのホルンスナックにしました。この品種はつるなしで耐寒性も強いため、ちょうどよいと考えました。株間は30cmとし、直播で270株前後栽培します。

 ミニトマトは2本畝を1単位とし、アーチ支柱仕立てでトンネルにします。また、芽かきをある程度のところでやめ、野性的に栽培します。この露地での栽培方法をソバージュ栽培といいます。ソバージュ栽培には様々なメリットがありますが、特に栽培管理の簡素化、初期投資の少なさが挙げられます。

 スナップエンドウは収穫をそこまで意識せず、土づくりを狙って栽培します。ミニトマトの定植を6月中旬に予定しているため、その頃にはスナップエンドウの栽培を打ち切り、ミニトマトに集中しようと考えています。

 畝間には緑肥として麦を播種します。除草剤を使うつもりはないので、どうしてもマルチをしていない畝間には雑草が生えます。そこで管理しやすい麦を先に播いて育てておき、雑草を抑制します。こうすることで除草の手間を省くことを狙っています。また、害虫の天敵の住処、泥はね防止、土壌を柔らかく保つ効果を期待できます。

 麦は出穂を前に刈り倒し、そのまま畝間に敷いておきます。こうすることにより、翌年に種を残さず、刈り草で畝間をマルチすることもできます。

 スナップエンドウ跡地にも麦を播いていく予定です。

 まとめるとこんな感じです。

  ミニトマト スナップエンドウ
畝幅(cm) 60 30
株間(cm) 90 30
株数 170 270
収量(kg) 700
マルチ 銀黒

 

畑しごとはじめ/ロータリー、施肥

こんにちは。

 だいぶ暖かくなってきましたね。暖冬、小雪、温暖化とは言いつつも寒いものは寒い。ようやく長かった冬が終わり、春の訪れが感じられる日が続いています。

 暖かくなってくると、畑仕事が始まります。まずやることは畑を起こすこと。冬の間、氷点下で霜にさらされて畑の土は固く締まっています。それをロータリーという機械でやわらかくほぐしていくのです。こうすることによって、排水性の向上や作物の根張りがよくなります。また、畝立てなどいろんな作業の効率があがるため、なくてはならない作業なのです。

 しかし、私たちはロータリーをかける機械を持っていません。鍬を手に取って、地道にやるしかないのか。そんなとき、お世話になっているKさんがトラクターを修理に出したから使っていいとおっしゃってくれました。本当にありがとうございます!

トラクターを運転するのはどんちゃん! 運転経験があるのは彼女だけなんです。久しぶり&慣れないトラクターに戸惑うどんちゃん。

 

 それでもきれいにロータリーをかけてくれました!

 そしたら、施肥をしていきます。施肥というのは畑に肥料を入れること。人間もご飯を食べないと大きくならないように植物という生き物である野菜たちも栄養が必要です。その栄養をあらかじめ土に入れておきます。

 施肥、と短い言葉で言えてしまいますが非常に奥が深く、難しいです。野菜つくりは土づくりが最重要。ここを間違えると、野菜が育たなかったり、不健康になってしまいます。肥料に関しては様々な考えがあります。

 どんな肥料を使うのか。化学肥料なのか、有機肥料なのか。一言で有機肥料といっても、植物由来、動物由来、様々です。中には無肥料栽培といって、全く肥料を使わない農業も最近では見受けられます。私たちの肥料に対する考え方はまた今度記事にしたいと思います。

 

 今回は必要最低限、ミニトマトが育つ分だけと思われる種類、量を設定しました。まんべんなく撒いたら、もう一度ロータリーで土に混ぜます。

 

 これで野菜を植え付ける準備が1つ進みました! 次回は畝を立て、マルチングをしていきたいと思います。