こんにちは。
コロナウィルスが猛威を振るっている昨今、改めて実感したことがあります。それは、食べ物を自分で生産するって大事だなということ。
コロナウィルスへの恐怖からか、スーパーでの食料品の買い占めがいろんなところで起こっています。現代に生きる私たちは、食料供給の大部分をスーパーマーケットをはじめとする小売業に頼っています。これは大量生産による安価、かつ安定した食料供給を可能にし、私たちは年を通じてほとんど変わらない食生活を送ることができます。
このシステムが世の中に必要不可欠なものであることは間違いありません。しかし、コロナウィルスの流行によって、このシステムが崩壊しかける可能性があることも否定できません。
スーパーで働く人がいないと私たちは食べ物を手に入れられません。スーパーは開いても、生産地や工場からスーパーへ運ぶ人がいないと。運ぶ人がいても、作る人がいないと。加工するする人がいないと。
カップラーメン1つ買うのにも、たくさんの人が関わっています。その1つが滞っただけで、食べ物の供給フローは止まってしまうのです。
そうでなくても、人口増加はすなわち食料需要の増大を意味します。これから食料生産がその増加に追いつくことは難しいかもしれません。そのとき、私たちは食べ物を何とかして手に入れなければなりません。
最低限、自分たちが食べる分だけでも自分たちの手で生産したい。その思いは農業に関わってからあったものでした。今回のコロナウィルスの流行で、さらに強く思うようになりました。もちろんすべてを自給するのは不可能です。それでも、少しずつ自給自足できる方法を試していきます!