発芽しました!/ミニトマト

 先日、種まきをしたミニトマトが発芽しました。今朝起きて、観察していたら芽の赤ちゃんが確認できました。

発芽したてのミニトマトの芽

 ポットの中央に見えるヒョロヒョロしたものがミニトマトの芽です。とてもかわいらしいのですが、あまりにも貧弱すぎて心配になりますね。

 日中用事を済ませ、午後になってからもう一度観察したところ、すごく伸びていました。

 朝よりも緑色が増して、しっかりしてきました。ここから子葉が展開してくるはずです。

 種まきから発芽まで、終日20℃ほどで管理して5日間でした。おおよそ予定通りで一安心です。しかし、丈夫な苗はこの後の温度管理や水分管理、日照管理にかかっています。気を緩めず観察を続けていきます!

ライン張り/スナップエンドウ

 今日は昨日に引き続き、スナップエンドウの作業をしました。

 スナップエンドウは発芽してから、しばらくするとツルを伸ばし始めます。今回育てる品種は「ツルなし」なのですが、それでも少しばかりツルを伸ばします。

 このツルはスナップエンドウが自分の体を支えるための手のようなものです。スナップエンドウの茎は細いのでツルの力で補強します。下の写真でも、紐みたいなものが出ているのが見えます。

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 このツルは巻き付けるものを感知して、くるくると巻き付きます。このけなげな姿がスナップエンドウのかわいらしいところです。

 今回はスナップエンドウの成長に合わせて、段階的にツルが巻き付けるように紐を張りました。ネットを張ると、より巻き付ける場所が増えますが今回は支柱を何本か立てて、その間に紐を張ることにしました。

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 少しわかりづらいですが、スナップエンドウの頭上に紐が張られています。今後スナップエンドウがきちんとツルを巻き付けられるか観察していきます!

 最近は日毎に暖かさを増しています。ミニトマトとスナップエンドウのほかにも、様々な野菜たちを育てていこうと思っているのでまたご紹介します!

 

苗つくり開始/ミニトマト

 6月中旬の植え付けに合わせて、ミニトマトの育苗を始めました。先日の冷え込みをやり過ごし、しばらく気温が高くなるタイミングを見計らっていました。

 今回は種を発芽させて、そのまま畑に植えるつもりで育苗します。植え替えは手間なので、最初から9cmのポリポットに播きました。

 土を8割ほど入れて、床にとんとんして充填します。種を播く前に十分に水をやります。200512 ミニトマト種まき-1

 種を播く穴を割り箸で空けます。深さを一定にしたいので、割り箸には5mmのところに印をつけておきます。

 穴に1粒ずつ種を落としたら、指で穴の周りの土を被せて軽く押します。これは種に湿った土を密着させることで発芽に必要な水分を得やすくするためです。

 最後にもう一度水やりをして、種まき完了です。温度と水分さえきちんと管理できれば、5日ほどで発芽するはずです。ドキドキしながら発芽を待ちましょう!

200512 ミニトマト種まき-2

トンネル剥がし/スナップエンドウ

 こんにちわ。先日最高気温が30℃を超えたかと思いきや、数日後には最低気温が1℃と冷え込み、霜まで降りました。でもようやく、霜を心配する必要がなくなるかと思います!

 そこで種まきのときから、ずっとかけてあったトンネルを剥がしてきました。下の写真の白いやつですね。

202047 スナップ播種_200407_0009

 しっかりとかけておいたおかげで、この間の霜からも守ることができました。ありがとう、トンネル。

 さて、回収なんですが、なかなか大変でした。来年はどのような長さで使うかわからないので、筒を芯にして再度巻いていきました。世の中にはマキトールなる便利な機材もあるのですが、なにせ高い。1シーズンでそこまで頻繁に使うものでもないので、今回は手で巻いていきました。

 1人がピンと張って、もう1人がぐるぐる。

200512  スナップエンドウ トンネル剥がし
畝にまたがって押さえてくれているマーティ

 そんなこんなで4畝分、80mを回収しました。意外とあっさりでしたが、これがもっと大量にあるとこの方法では難しいでしょう。短いからこそできる方法でした。

 このあたりは大規模にレタス、キャベツなどの高原野菜を生産している農家、法人がたくさんあるのですが、観察していると参考になることも多いです。

 レタスも春の出荷に合わせて、冬のうちから苗の植え付けをします。当然霜にあたると困るので、同じように霜よけの資材をかけます。レタスは圃場が大きく、株もかなり密植です。畑の面積とほぼ同じ面積の寒冷紗をかけています。こんなに大量の寒冷紗、どうやって回収するのだろうと思っていました。

 この間、その回収作業を目にしました。レタス農家の方たちは巻き取ることなく、袋にどんどん詰めていっていました。どうやら、使用する分だけ寒冷紗をカットしてあるようです。毎年同じ面積で使うから、芯に巻かなくても大丈夫、という感じですね。毎年作る場所が決まっていると使う資材も決めておける。結果、時間効率を高めることができるということです。

 

 今回はスナップエンドウのトンネルを回収しました。これから気温が上がって、どんどん成長していくと思います。スナップエンドウの成長を追いかけていきます。

200512 スナップエンドウ支柱立て

 次回はスナップエンドウを誘引するための準備を行っていきます!

ミニトマトの鉢上げを行いました

 こんにちは。寒かったり、暖かかったり、気温差が激しいですね。体調を崩さないように注意しましょう。

 先日届いたミニトマトの苗を大きな鉢に植え替えました。本来であれば届いた時点で畑に植えつけられるほどの苗なのですが、今回はこれをもっと大きい状態で維持します。すると、どんどんわき芽がどんどん出てくるので、これを差し苗する予定です。→(結局これは挿し苗にするには数が足りなかったので自分で種から育苗しました。)

 届いた苗は2.5号ポットに入っているので、8号鉢に植え替えます。培養土を8割ほど、鉢に入れます。事前に苗に水をたっぷりあげてから、根を崩さないように植え替えます。上から土を密着させるイメージで鎮圧します。最後にそこから水が出てくるくらいまで水をやって終了。

 時間にして15分ほどのちょっとした作業でしたが、今後の苗つくりに欠かせません。数日は根っこがしっかりと張るまで、トマトの様子をしっかり観察したいと思います。