ついに開花しました!/ミニトマト

 畑に苗を植えてから30日が経ちました。

 最初は小さすぎて心配になるくらいだったミニトマトたち。今日、最初の実になる花が咲きました! ミニトマトの花は小さな黄色の花で、結構可愛かったりします。

 背の大きさも膝丈くらいまで来ました。ここまで大きくなってくると、風で折れてしまったりするので、最初の誘引作業を行いました。

 これからは、芽かきと誘引のタイミングを逃さないように、しっかり観察していきます。この畑は肥料も入っていないので窒素不足やカルシウム不足にも注意が必要です。

 日々野菜の生長が早くて、そのパワーに驚かされます。野菜たちに負けないように、自分たちも成長していきたいです!

大豆が無事発芽しました

 味噌に醤油に、炒ってそのままおやつに。ゆであげて、絞って豆乳、豆腐に。煮物にもおやつにもなる。日本人の食生活に欠かせない大豆を播きました。

 通常の大豆栽培では、畑に直播します。今回は初めての大豆栽培で時期がわからなかったのでポットで育苗することにしました。こうすると、鳥に種を食べられてしまうことがなくなるので無駄がなくていいかなと思いました。

 家での育苗あるあるだと思うのですが、苗の徒長が問題になります。特に大豆は徒長しやすくて、意外と難しいようです。いろいろと調べていると、摘心をすることで背の低く、がっちりした苗を作れることがわかりました。しかも、主枝が二本出るので収量も倍増するようです。

 結論から言うと、この苗作りは失敗してしまいました。

 苗作りは5/29にトレイに播くところから始まりました。だいぶ暖かくなってきたころで、直播きもできるかなという気温でした。

 土が乾かないように日陰で、また種が腐らないように水をやり過ぎないように管理し、7日後の6/6にはほぼすべて発芽しました。それから5日後の6/11に挿し苗つくりをしました。

 やり方は簡単。出てきた本葉を子葉のちょっと上あたりで切ります。残った茎と子葉を地際で切ります。すると、根っこのない子葉展開期のような大豆ができます。これをポットに挿すだけです。

 参考にした資料によると、水やりを続けていると、1週間ほどで発根し、子葉のわきから本葉が二本出てくるようです。

 ところが一週間たっても、二週間たっても、ぜんぜん根が出ないし、わき芽も出てきませんでした。おそらく原因は、地際より上で根を切りすぎたために新しく根が出る部分が残っていなかったからではないかと思っています。根が出ないため、新しく芽を出すためのエネルギーと水分が足りなかったのではないかと。

 仕方がないので、時期が遅くなってしまいましたが畑に直播することにしました。種まきから5日目の今日、ちゃんと発芽してきました。

 

 まだ梅雨が明けておらず、日照もそこまでないのでおそらく開花時期には間に合ってくれるのではないかと期待しています。大豆のがんばりに期待ですね。

 

晴耕雨読の日々

 梅雨らしく雨が降る続く日が続いています。雨が止んでも、パッと晴れることが少なく、気分も落ち込んできます。

 今朝も朝から雨が降っています。作業も追いついていて、連日の雨で畑の土もぬかるんでいると思いますので、今日は畑に出るのはお休みにします。

 古い言葉で、「晴耕雨読」というものがあります。文字通り、晴れた日は田畑を耕し、雨の日は家で読書をして過ごす、という意味です。昔は雨が降ったら、畑仕事はお休みで、家でのんびり過ごす余裕があったのでしょう。

 畑での収穫適期、流通システム、さまざまな観点から考えても、雨の日に出荷をしないというのはなかなかできません。市場は安定的な供給を求めるし、すでに畑にいる野菜たちは成長を待ってくれません。

 今年アルバイトにいかせてもらっているレタス農家も、出荷は雨に関係なく毎日あります。雨の日はどうしても作業効率が落ちますし、肉体疲労も結構あります。雨の中でも外で働くのが農業だ!、というのも理解していますが、やはり気は乗りません(笑)。

 できるだけ雨の日はゆっくりできるようになれたらいいなという思いはあります。昔の農家、百姓みたいに晴耕雨読の日々を送れたらいいですね。

 

 最近読んでいる本は、亜紀書房「生き物を殺して食べる(英題:THE ETHICAL CARNIVORE MY YEAR KILLING TO EAT)」(Louise Gray著)です。題名を見ると物騒な話に聞こえますが、肉を日常的に食べる人(ほとんどの人があてはまるはずです)は無関係ではいられないテーマです。

 この本も書評として紹介したいのですが、考えさせられる内容が多く、まだうまくまとめられていません。しっかりと読み込んでいずれ紹介したいと思います。