トンネル剥がし/スナップエンドウ

 こんにちわ。先日最高気温が30℃を超えたかと思いきや、数日後には最低気温が1℃と冷え込み、霜まで降りました。でもようやく、霜を心配する必要がなくなるかと思います!

 そこで種まきのときから、ずっとかけてあったトンネルを剥がしてきました。下の写真の白いやつですね。

202047 スナップ播種_200407_0009

 しっかりとかけておいたおかげで、この間の霜からも守ることができました。ありがとう、トンネル。

 さて、回収なんですが、なかなか大変でした。来年はどのような長さで使うかわからないので、筒を芯にして再度巻いていきました。世の中にはマキトールなる便利な機材もあるのですが、なにせ高い。1シーズンでそこまで頻繁に使うものでもないので、今回は手で巻いていきました。

 1人がピンと張って、もう1人がぐるぐる。

200512  スナップエンドウ トンネル剥がし
畝にまたがって押さえてくれているマーティ

 そんなこんなで4畝分、80mを回収しました。意外とあっさりでしたが、これがもっと大量にあるとこの方法では難しいでしょう。短いからこそできる方法でした。

 このあたりは大規模にレタス、キャベツなどの高原野菜を生産している農家、法人がたくさんあるのですが、観察していると参考になることも多いです。

 レタスも春の出荷に合わせて、冬のうちから苗の植え付けをします。当然霜にあたると困るので、同じように霜よけの資材をかけます。レタスは圃場が大きく、株もかなり密植です。畑の面積とほぼ同じ面積の寒冷紗をかけています。こんなに大量の寒冷紗、どうやって回収するのだろうと思っていました。

 この間、その回収作業を目にしました。レタス農家の方たちは巻き取ることなく、袋にどんどん詰めていっていました。どうやら、使用する分だけ寒冷紗をカットしてあるようです。毎年同じ面積で使うから、芯に巻かなくても大丈夫、という感じですね。毎年作る場所が決まっていると使う資材も決めておける。結果、時間効率を高めることができるということです。

 

 今回はスナップエンドウのトンネルを回収しました。これから気温が上がって、どんどん成長していくと思います。スナップエンドウの成長を追いかけていきます。

200512 スナップエンドウ支柱立て

 次回はスナップエンドウを誘引するための準備を行っていきます!

ミニトマトの鉢上げを行いました

 こんにちは。寒かったり、暖かかったり、気温差が激しいですね。体調を崩さないように注意しましょう。

 先日届いたミニトマトの苗を大きな鉢に植え替えました。本来であれば届いた時点で畑に植えつけられるほどの苗なのですが、今回はこれをもっと大きい状態で維持します。すると、どんどんわき芽がどんどん出てくるので、これを差し苗する予定です。→(結局これは挿し苗にするには数が足りなかったので自分で種から育苗しました。)

 届いた苗は2.5号ポットに入っているので、8号鉢に植え替えます。培養土を8割ほど、鉢に入れます。事前に苗に水をたっぷりあげてから、根を崩さないように植え替えます。上から土を密着させるイメージで鎮圧します。最後にそこから水が出てくるくらいまで水をやって終了。

 時間にして15分ほどのちょっとした作業でしたが、今後の苗つくりに欠かせません。数日は根っこがしっかりと張るまで、トマトの様子をしっかり観察したいと思います。

 

保温用トンネルをDIY/ミニトマト

 こんにちは。なかなか気温が上がらないですね。コロナ予防で家に引きこもる毎日を送る日々。来る農ライフを夢見て着々と準備を進めています。

 そんな中、今シーズンをともにするミニトマトの苗が届きました!

200419 苗到着

 右がシシリアンルージュ、左はタグがないですがロッソナポリタンとなっています。こちらはパイオニアエコサイエンス社から購入した苗になります。本葉が6,7枚目と発芽から50日ほど経過しているようです。

 同時にロッソナポリタンの種も購入しました。これから6月中旬の植え付けを目指して、苗を作り始めます。

 さて、本来暖かい気候を好むミニトマトですが、まだ最低気温、最高気温ともに一番好ましい気温には程遠いです。でも、苗は作り始めないと植え付けの時期を逃してしまう。

 そこで室内でも保温できるように簡易的な保温トンネルを作成しました。Youtubeでこちらの動画を参考にさせていただきました(URL: https://youtu.be/tgiMnG4_-Cs)。

 用意した材料は以下の通り。ホームセンター、100円ショップで揃えました。全部で1400円ほどでした。写真には映っていませんが、農業用ポリビニールも使用しました。

S__3514370

 何やかんや、失敗や試行錯誤を繰り返して2時間ほどで完成しました。

S__3514372

 なかなかいい出来栄えではないでしょうか。

 これから種まきまで10日ほどあります。温度の調節を研究して万全の準備をして育苗したいと思います!

無事発芽確認!/スナップエンドウ

 こんにちは。

 今日は昨日の大雨が嘘のように、気持ち良い晴れ間が広がりました。

 いち早く、スナップエンドウの様子を見に行きたい気持ちを抑えて、土が乾く頃を見計らって夕方に畑へ。

 無事にスナップエンドウが発芽しました。

S__3489798

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 芽が出ていないところも少なく、全体の1割未満という印象でした。とりあえず、現時点で芽が出ていないところに1粒だけ播きなおしました。マルチの下に潜り込んでいる芽もあったので、1株ずつ確認して外に出してやりました。

 これでほっと一安心です。種まきから、12日目に発芽しました。途中大雨や低温に何回かさらされましたが、何ともなかったようです。トンネルをしておいてよかったです。

 

 さて、そろそろミニトマトの育苗も始まります。どんどん楽しみなことが増えていきますよ!

今年の作付計画

 こんにちは。

 今回は今年の栽培作物や品種、規模についてです。

 今年は初めてということもあり、手が回らなくなることがないような小さい規模で始めることにしました。今年の作業の進み具合を見て、来年以降少しずつ大きくしていこうと思っています。

 畑の広さは20m×15m=3aほどです。ちょっと広めの家庭菜園レベルですね。栽培作物はイタリアンミニトマトとスナップエンドウです。現状この栽培計画ですが、もしかしたらもう一枚増えて、そこで大豆などの豆類も栽培することになるかもしれません。

 畝の長さは20m、ミニトマトが8本、スナップエンドウが4本となっています。

 イタリアンミニトマトはパイオニアエコサイエンス社のロッソナポリタン(RN)、シシリアンルージュ(SR)にしました。この2品種の割合は決めていませんが、おそらく半々になると思います。株間は90cmとし、かいた芽を差し苗として合計170株前後栽培します。

 スナップエンドウはサカタのタネのホルンスナックにしました。この品種はつるなしで耐寒性も強いため、ちょうどよいと考えました。株間は30cmとし、直播で270株前後栽培します。

 ミニトマトは2本畝を1単位とし、アーチ支柱仕立てでトンネルにします。また、芽かきをある程度のところでやめ、野性的に栽培します。この露地での栽培方法をソバージュ栽培といいます。ソバージュ栽培には様々なメリットがありますが、特に栽培管理の簡素化、初期投資の少なさが挙げられます。

 スナップエンドウは収穫をそこまで意識せず、土づくりを狙って栽培します。ミニトマトの定植を6月中旬に予定しているため、その頃にはスナップエンドウの栽培を打ち切り、ミニトマトに集中しようと考えています。

 畝間には緑肥として麦を播種します。除草剤を使うつもりはないので、どうしてもマルチをしていない畝間には雑草が生えます。そこで管理しやすい麦を先に播いて育てておき、雑草を抑制します。こうすることで除草の手間を省くことを狙っています。また、害虫の天敵の住処、泥はね防止、土壌を柔らかく保つ効果を期待できます。

 麦は出穂を前に刈り倒し、そのまま畝間に敷いておきます。こうすることにより、翌年に種を残さず、刈り草で畝間をマルチすることもできます。

 スナップエンドウ跡地にも麦を播いていく予定です。

 まとめるとこんな感じです。

  ミニトマト スナップエンドウ
畝幅(cm) 60 30
株間(cm) 90 30
株数 170 270
収量(kg) 700
マルチ 銀黒