夏本番! 次々と収穫できています。

 梅雨が明け、本格的に夏がやってきましたね。突然暑くなり、疲れからかなかなかブログに意識が向いていませんでしたが、少し暑さにも慣れてきて、余裕が出てきました。

 最後に更新した日から約2週間がたちました。その間、鹿の襲来、ズッキーニの病気、来年の野菜作りの準備、収穫物の販売などたくさんのことがありました。中でも一番はミニトマトが採れ始めれ、今年の野菜作りの一大イベントが始まった感じがします。

 梅雨の時期に病気がちだったミニトマトですが、晴れが続き、乾燥した気候になり少し元気を取り戻しました。今では背丈が2m近くになり、見上げるほどです。花もたくさん咲いており、一ヵ月後の収穫が待ち遠しいところです。

200807 赤い! 収穫

200807 ロッソ大きくなった

 ズッキーニは時期をずらして複数回播き、長く収穫するつもりでしたが、雨の影響で根がダメージを受け、成長が止まってしまいました。今年は緑色のスタンダードな「ゼルダ・ネロ」と変り種のUFO型「サンバースト」を栽培しています。ゼルダネロの方は、雨による根ぐされやアブラムシの媒介するモザイク病でかなり株がやられました。一方サンバーストは非常に強く、草勢も旺盛で実つきも順調です。

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 暑さに強いオクラも梅雨の終わりを待ち望んでいたように。梅雨明けした直後に花を咲かせました。これからどんどん採れてくるはずです。

 空芯菜は多湿に強く、梅雨の間でもびくともしませんでした。柔らかい茎を収穫するとわき芽が育ってどんどん採れます。高温のフライパンでさっと焼き付けるとしゃきっとした食感が残っておいしくいただけます。

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 この時期は雑草の伸びるスピードが速まり、草取りに追われます。今年は春先から梅雨にかけて刈った草を敷いておくことを繰り返しました。その結果裸の地面がなくなり、新しく雑草が芽吹くことがなくなりました。また強烈な日差しにさらされ過乾燥になるのも防げています。この方法には手ごたえを感じています。

 収穫期を迎え、豊かな実りに感謝です。その一方で冬や来年のための準備も進んでいます。その様子もお伝えできたらと思います。

ズッキーニ初収穫!

 今シーズン初のズッキーニを収穫しました。雨続き&雌花しか咲いていませんでしたが、人工授粉することでしっかりと収穫できる大きさになりました。ぴかぴかで美味しそう!

 最初の植え付けが遅かったので、収穫開始も遅れてしまいました。でも今年の梅雨は例年にない長雨となり、ハチによる受粉がうまくいかない期間が長かったので、全体的に遅れてよかったのかもしれません。

 ズッキーニはしばらく前から一般的になってきたイタリア野菜ですね。今はスーパーに行けば長い期間、売られています。

 食べ方もいろいろありますね。
 オリーブオイルで焼き付けて、塩と胡椒で食べるもよし、ベーコンもあるとなお良し。BBQの野菜にも良いですね。ちょっとおしゃれにいくと、ラタトゥイユにズッキーニは欠かせません。昨年、試した中で以外にもおいしかったのが漬物です。ズッキーニを生で食べることはあまりないかもしれませんが、浅漬けの元につけるととても美味しい。ピクルスにもぴったりですね。

 今日は早速ベーコンと炒めて、塩と少しの醤油でシンプルにいただきました。新鮮でとても美味しかったです。

 こう並べてみると、ズッキーニはいろんな場面で使える万能野菜ですね。

 

 今年はスタンダードな緑色のものと、ちょっと変り種のUFO型のズッキーニも育てています。UFO型はまだまだ時間がかかりそうです。もう実はつき始めていて、すごく可愛い形をしています。

 今後も日を開けて順次種まきしていきます。毎日新鮮な野菜が食べられるので、楽しみです!

ついに開花しました!/ミニトマト

 畑に苗を植えてから30日が経ちました。

 最初は小さすぎて心配になるくらいだったミニトマトたち。今日、最初の実になる花が咲きました! ミニトマトの花は小さな黄色の花で、結構可愛かったりします。

 背の大きさも膝丈くらいまで来ました。ここまで大きくなってくると、風で折れてしまったりするので、最初の誘引作業を行いました。

 これからは、芽かきと誘引のタイミングを逃さないように、しっかり観察していきます。この畑は肥料も入っていないので窒素不足やカルシウム不足にも注意が必要です。

 日々野菜の生長が早くて、そのパワーに驚かされます。野菜たちに負けないように、自分たちも成長していきたいです!

一気に生長が加速してきました

 梅雨真っ只中の長野県です。

 降ったり止んだり、曇ったり晴れたりと天気の移り変わりが激しい日々が続いています。雨でたくさん水をもらった後に、ぴかっと晴れるので野菜たちもどんどん育っています。毎日畑に行っているはずなのに、前日よりもはるかに大きくなっていて、驚かされます。

 あまり生長していなかった空心菜ですが、ここ数日で葉っぱが増えてきました。もともと湿っぽく高温が好きな野菜なので、やっと好きな気候になってきた感じでしょうか。

 こちらの二つは品種が違うズッキーニです。一つはUFO型のズッキーニ、もう一方はトキタ種苗のゼルダ・ネロです。間隔をあけて順次種まきをして、連続して収穫できるようにしています。

 つい3日ほど前に芽かき作業をしたミニトマトです。3cmくらいの芽は残してきたのですが、あっという間に10cmほどまで大きくなってしまいました。また明日芽かきをしていきます。土に直挿しした芽はほとんど日光にやられてしまったので、水につけて発根させたものと取り替えています。 

 こちらはオクラです。1株に8本の樹をまとめて育てる方法で栽培しています。日当たりが十分取れないのではないかと心配でしたが、ちゃんとみんな育ってきています。茎が赤くなっているのできれいです。

 毎日畑に行くと生き生きとした野菜たちが出迎えてくれます。強い日差しを浴びても元気な野菜たちを見習って、元気に過ごしていきます!

芽かきしました&大きくなりました/ミニトマト

 ミニトマトを定植してから20日が経ちました。すくすくと成長して、今では花のつぼみがついています。高さも30cmほどになり、かなり立派になりました。茎も細かったのが、とてもがっしりしています。

 トマトはわき芽をとっていかないと主軸と区別できないくらい、大きくなってしまいます。まだ芽かきはしていなかったのですが、大きいものでは10cmほどになっていました。ここまで大きくなっていれば、きれいに取れるはずですので芽かきをします!

 太い茎についている大きな葉の付け根から細い芽がでているのが見えるでしょうか。この芽の先端にはしっかりと生長点があり、どんどん育っていきます。

 やり方は簡単で、芽の根元のちょっと上を持って、ぐいと倒すだけで簡単に取れます。やはり、トマトにとっては傷口になるので、ここから病気が入る可能性があります。乾燥すれば大丈夫なので、雨の心配のない、晴れた日に行います。

芽かきをした後。かなりすっきりしました。

 トマトは根っこがとても強くて、とったわき芽を地面に捨てておくと、勝手に根付いていることもあります。もともと根っこではない茎からも根っこが出るんです。この性質を利用して、定植するときに徒長してひょろひょろの苗を斜めに寝かせて、茎も数cmほど一緒に埋めてしまうことも可能です。こうすると、茎からも根が出てきて、がっちり地面をつかみます。ホームセンターの苗は時間が経って、ひょろ長になっている苗が多いので、こうした一手間でよく育つようになります。

 また、わき芽もそのまま畝に挿しておくとちゃんと実をつけるまで育ちます。わき芽はどんどんできるので、一つの苗から何本も苗を作ることができます。下は一本の苗からただでたくさん収穫できます。ただ根付くまでに萎れてしまうこともあるので、注意が必要です。

 

 今回、私たちは種から苗を作ったのですが、少し数を増やそうと思い、わき芽をいくつか土に挿しておきました。まだまだたくさん芽があったので、水につけて残しておきました。挿したわき芽がだめになっても、交換できます。

 翌日、よく晴れたので、挿した苗を観察してみました。

 まだ根っこがでていないので、ぐったりしていました。生長点はしっかりしていて、枯れていないのでここでひと踏ん張りしてくれれば、根付くはずです。